8月20日に予約注文が開始されたスバルのツーリングワゴン『レヴォーグ』。最上級グレードである「STI Sort」、「STI Sport EX」には差別化を図る装備が搭載されている。
スバル・レヴォーグSTI新型ボディサイズは全長4755(従来比+65)×全幅1795(+15)×全高1500mm(+0)、ホイールベースは2670mmとなっている。
専用設計されたドライブモードで様々な走りを楽しめる
スバル・レヴォーグSTI新型搭載されるパワーユニットは他グレードと同じく1.8リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンを新開発。最高出力177ps、最大トルク300Nmを発生させ、従来型モデルに搭載されていた1.6リットル直噴ターボエンジンと比較して、7ps、50Nmの向上を達成している。0-30km/h加速が2.2秒と12%の向上を果たし、常用域での使い勝手を改善させた。大幅に刷新したスバルのCVTであるリニアトロニックを組み合わせることで、燃費や静粛性を向上させた。「STI Sort」、「STI Sport EX」のWLTCモード燃費では13.6km/hとなっている。
5世代目『インプレッサ』から導入が開始された新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を新型レヴォーグにも採用。構造用接着剤の範囲を拡大し、ボディ全体の骨格部材を強固し組み立てたのち外板パネルを溶接する新工法に切り替えることで、現行モデル比でボディ剛性を44%向上させた。
スバル・レヴォーグSTI新型また、2ピニオン電動パワーステアリングを採用し、ドライバーのステアリング操作軸とモーターアシスト軸を切り離すことで操舵時のフリクション低減に寄与している。実用ストロークをフロントで約25%、リアで5%伸ばし、接地性や乗り心地を改善。STIグレードではZF製電子制御ダンパーが標準装備されている。
スバル・レヴォーグSTI新型「STI Sort」、「STI Sport EX」グレードには、専用設計されたドライブモードセレクトを搭載。快適性重視の「コンフォート」から「ノーマル」、「スポーツ」、そしてスポーツ走行向きの「Sport+」まで4モードのキャラクター変更が可能で、パワーユニットや電動パワーステアリング、電子制御ダンパー、エアコン、AWD、アイサイトをユニットごとに最適化されている。コンフォートでは足元は暖かく顔周りを涼しくしてくれるエアコンマイルドモード、スポーツ+にはアクセルオフ時でもリアの駆動力を保つことで旋回性を高めるAWD Sportモードが搭載されるなど、快適性能と運動性能の両立が図られている。
STIグレードには専用エクステリアアイテムを追加
スバル・レヴォーグSTI新型スバルの新デザインコンセプト「BOLDER」に従い、フロントのヘキサゴングリルを起点とし、新デザインのヘッドランプやフロントフェンダー、張り出したリアフェンダーへと流れるデザインを採用。空力アイテムとしてエアアウトレットやマッドガードスリットを導入している。STIグレードではエクステリアアイテムとして、18インチのアルミホイールやスカート部にメッキ塗装が施されたフロントバンパー、STIのオーナメントが付与されたフロントグリル、デュアルのSTIロゴ入り大型マフラーカッターが標準装備されている。外装色はSTIグレードに設定されているWRブルー・パールや画像のラピスブルー・パールなど全8色を用意。
スバル・レヴォーグSTI新型インテリアでは、レッドステッチがアクセントとして入れられたボルドーとブラックを組み合わせた配色がなされている。フロントスポーツシートは、スポーツ走行時の高いホールド性だけでなく日常での使いやすさや快適性も兼ね備えたシートに仕上げたという。
スバル・レヴォーグSTI新型EXグレードに標準に標準装備されている11.6インチセンターインフォメーションディスプレイでは、エアコンやオーディオなどの他、Apple CarPlayやAndroidAutoといったスマートフォン連携機能、ドライブモードセレクトが可能だ。タブレットサイズのディスプレイに加え音声認識による操作に対応しており、直感的な操作が可能だ。
走りに加え安全性能も充実
スバル・レヴォーグSTI新型スポーツ走行に重きを置くSTIグレードにも先進安全装備が充実しており、ブレーキ制御に加え操舵制御によって衝突回避を支援するプリクラッシュステアリングアシストや前側方からの接近車両を検知し出会い頭の衝突回避を支援する前側方プリクラッシュブレーキ・前側方警戒アシストを導入している。
スバル・レヴォーグSTI新型「STI Sort」グレードと「STI Sport EX」グレードの大きな違いは、高精度GPS情報と3D高精度地図データを活用した高度運転支援システム「アイサイトX」の搭載の有無。EXグレードに搭載されているアイサイトXは、渋滞時ハンズオフ・発進アシストやウィンカー操作に応じて車線変更可能なアクティブレーンチェンジアシストや、高速域でのコーナリング前や料金所前での速度制御、急病等のドライバーの異変を検知し車線内で減速・停車させるドライバー異常時滞納システム装備している。「STI Sort」グレードと「STI Sport EX」グレードの価格差は35万円となっている。
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August 20, 2020 at 05:30AM
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【スバル レヴォーグ STI 新型】快適走行からスポーツ走行までカバーするドライブモードを搭載[詳細画像] - レスポンス
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