- 2020/04/14
- MotorFan編集部

2020年4月13日にお披露目となったトヨタ新型ハリアー。の土台は、GA-Kプラットフォームを採用する。これは、RAV4と同様だ。同セグメントのSUVだが、都会派のハリアーとワイルドなRAV4というように、巧みにキャラクターを作り分けている。新型ハリアーは6月発売予定ということで情報が限られてはいるが、RAV4との共通点・相違点を探ってみたい。
新型ハリアーはRAV4よりも130mm長い
まずはボディサイズを比べてみよう。新型ハリアーはRAV4よりも全長が130mmほど長いのに対して、全幅はRAV4が10mmワイド、全高は30mm高い。ホイールベースは両車同一だ。


なお、写真のRAV4にはオフロード色を強めた外装を持つ「アドベンチャー」というグレードで、専用バンパーや大型ホイールアーチが与えられた結果、スリーサイズが他グレードよりもやや大きい。アドベンチャー以外のグレードの全長×全幅×全高は、4600mm×1855mm×1685mmとなっている。
ワイルドなRAV4、アーバンな新型ハリアー
エクステリアの雰囲気は、対照的だ。RAV4はデザインの軸足をよりオフロードイメージに振っており、大径タイヤとリフトアップ感を強調している。デザインモチーフであるオクタゴン(八角形)を反映させたオーバーフェンダーも勇ましい。
一方、新型ハリアーのデザインは一言で表すならば「流麗」。泥臭さとは無縁で、最近流行のアウトドアキャンプ場に行くのも憚られるような雰囲気だ。ボディ断面は艶かしい抑揚が与えられ、フェンダーの盛り上がりも滑らかだ。
ルーフエンドもRAV4が後方まで水平をキープしてユーティリティ感を演出しているのに対して、新型ハリアーはなだらかなクーペフォルムとしている。

ホイールサイズはRAV4も新型ハリアーも最大で19インチが設定されている。しかしタイヤは異なり、RAV4の上級グレードは235/55R19だが、新型ハリアーの最上級グレードとなるZ“レザーパッケージ”は225/55R19と、やや細いサイズが採用されている。

ちなみに、最低地上高は新型ハリアー(Z“レザーパッケージ”)が195mm、RAV4は190〜200mmで大差ない。車体の基本構成が同一なので当たり前なのだが、デザインの印象からすると、RAV4はもっと最低地上高が高いように見える。オフロードのイメージが薄いマツダCX-5の最低地上高が210mmというのを聞くと、ますます意外だ。
新型ハリアーは12.3インチワイドディスプレイが目を引く
室内に目を向けてみよう。エアコン吹き出し口やセンターコンソールの構成、三角窓の形状などを比べてみると、両車が共通のプラットフォームを用いていることが納得できる。異なるのは、センター部のディスプレイだ。RAV4のディーラーオプションで選べるナビゲーションは9インチ画面が最大だが、新型ハリアーでは12.3インチのワイド画面が設定されているのだ。


そのほかにも新型ハリアーは「上質さ」を意識した装備が奢られており、独自性を際立たせている。
ひとつ目の自慢が、「曲木(まげき)」に着想したウッド加飾である。曲木とは、水に浸したり蒸したりして柔らかくした木材を型にはめて乾燥させることで曲線に整形する木工技術のこと。...とプレスリリースを基に説明してみたものの、広報写真ではその成果が分かりにくい。ここは、実車で確認したいところだ。


もうひとつの注目装備が、トヨタで初採用となる調光ガラスを用いたサンルーフである。調光時には障子越しのような柔らかい光が差し込むというから、こちらも機会があれば実車で確認したい装備だ。もちろん、電動式のシェードも備わる。なお、RAV4は前後2枚のガラスで構成される一般的なサンルーフが設定される。
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