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10日、新たに65人が感染していることが分かったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。船内での情報共有はうまくいっていないのでしょうか。ある乗客が「感染していない人の一部を下船させる」と聞いたと話しました。しかし、その話を船の外の友人から伝え聞いたという乗客は…。
クルーズ船内の乗客:「友達からのラインで情報は入るが、まだそういう連絡はないです」
11日、クルーズ船のもとには朝から慌ただしく救急車が行き来しました。新たに分かった65人の感染者の搬送が10日に引き続き行われたのです。また、船内では医師29人が入っての医療支援が行われ、新たにメンタル面のケアを担当する医師も入ったといいます。停泊してから、11日で8日目。現在、船内の個室から出られない乗客たちについて心配なのはストレスです。ベランダで体操する人。乗客同士でコミュニケーションを取っています。励まし合っているのでしょうか。また、「船内情報全くナシ TV民放見レズ ストレス」の文字も。そんな乗客の気持ちを和らげたのが差し入れだそうです。船内で70代の母と同じ部屋にいる50代の女性はこう話します。
クルーズ船内の乗客:「きのうくらいから差し入れが手に入るようになって、気持ち的に日本のもの、みそ汁とかが口にできるようになって気が紛れてありがたい」
厚労省は船内での感染が拡大しているとみられることから残る3600人余りの乗船者全員の検査についても検討しています。しかし、ある政府関係者は状況は厳しいと話します。
政府関係者:「全員、検査できるのであればすぐにでもそうしている。出し惜しみなんてするわけないよ。キャパを考えてほしい。今できることは全部やってるんだよ」
そんななか、ある乗客が「症状がなくても80歳以上の高齢者で持病がある乗客を下船させる」と聞いたといいます。この話を船外の友人から聞いたという乗客は…。
クルーズ船内の乗客:「感染されていない方でも高齢者が多いので、持病がある方は早くおろしてあげてほしいなと思っていたので」
ただし、この女性自身は下船の話は何も聞いていないということです。一方、千葉県勝浦市。先月29日にチャーター機の第1便で帰国した170人以上が滞在するホテルで経過観察期間の2週間になる11日、再検査が始まりました。陰性だった人は早ければ12日から帰宅できます。これは、再検査のやり取りを録音したものです。
医療関係者:「気分が悪いとかないですか。大丈夫ですか」
受診者:「はい、大丈夫です」
武漢から帰国したことで感染が心配された人たち。当初、受け入れたホテルの地元では戸惑いもあったといいます。今ではホテルの砂浜に滞在している人を励ますメッセージが。ホテルの前の砂浜には度々「頑張ろう」「負けるな」という文字が書かれるようになったのです。こうした応援のメッセージにホテルから出られない帰国した人たちは、「とてもうれしく癒やされている」と励まされています。また、11日夜、砂浜では応援の気持ちを込めて竹灯籠(とうろう)に火がともされます。
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2020-02-11 11:28:02Z
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