1967年創業の老舗スモークサーモン製造会社である王子サーモン(東京都中央区)は先ごろ、鮭鼻軟骨由来のプロテオグリカンを機能性関与成分とする機能性表示食品『サケグリカン』を上市した。原料は北海道で水揚げされた天然白鮭を100%使用。開発から機能性表示食品の届出、販売までを手掛けた同社執行役員の安田和秀氏に話を聞いた。
――開発背景について
当社は1967年に創業以来、50年以上にわたってお客様に支えられてきたスモークサーモン製造会社です。長らくお店に通い続けていただいたお客様の高齢化に伴い、「足腰が弱り、外出回数が減ってしまった」といったような、関節の悩みに関する声を多く頂戴しました。
このような経緯を踏まえ、元々サプリメントを開発した理由は2点あります。
1点目は、前述の通り、創業50年以上、支えてくださった多くのお客様にご高齢の方が増えてきたことがあります。また、日本の食文化が変化する中で、スモークサーモンだけではなく、もっとお客様のお役に立てる商品を開発しようということになり、プロジェクトを立ち上げ、「健康」分野に進出しました。
2点目は、商品製造の過程で、頭や皮など毎年大量の廃棄物を生んでいたことがあります。“鮭の会社”としての専門性を活かし、その廃棄物を有効活用できないかと頭を悩ませる中で、鮭が持つ栄養に着目しました。
鮭には、アスタキサンチン、DHA、EPA、フィッシュコラーゲンなども含まれますが、その中で、関節痛に効果があるプロテオグリカンに着目しました。鮭の鼻の先の氷頭(ひず)という場所から抽出されるのですが、最初に、氷頭からプロテオグリカンを抽出できる原料メーカーを探しました。通常の原料メーカーではなく、機能性表示食品の申請を目指していたため、プロテオグリカンの効果効能のエビデンスを持っている会社を探しています。その後、商品に加工していただけるOEM会社を探し出し、商品化にいたりました。
――機能性表示食品の届出で苦労した点は
前述の通り、プロテオグリカンのエビデンス資料を持っている会社を最初から探していたため、決定から申請まではスムーズでした。苦労した点を、しいてあげるとすれば、パッケージデザインをこだわっていましたが、その点に関して何度も指摘が入ったことくらいです。
――今後の展開について
北海道苫小牧をはじめ、直営店が数店舗ありますので、そこでの販促は力を入れています。また、専用ECサイトでも販売します。売上の大半は通販で作る予定です。お客様の大半はシニア層ですので、新聞広告やインフォマーシャルから開始します。ドラッグストアの開拓も進めています。
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January 19, 2020 at 08:35PM
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創業50年超のスモークサーモン製造会社、プロテオグリカンで健康食品市場に参入(健康産業新聞) - Yahoo!ニュース
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