食のリサイクルシステムで、小さな昆虫が果たす大きな役割に迫った。
16日、東京都内で開かれた試食会。
並んだのは、こんがり焼き色が付いた丸鶏のローストチキンに、熱々ほかほかのご飯。
ハエの幼虫が作った肥料などを使って生産している。
この試食会を開催したのは、昆虫スタートアップの「ムスカ」。
ハエの研究を行う企業。
ムスカで研究が行われているハエは、選別交配を繰り返した、いわば「サラブレッドバエ」。
通常、肥料を作る場合は、微生物を使い2カ月から3カ月ほどかけ、ごみを分解するが、このサラブレッドバエの幼虫を野菜の生ごみなどに入れることで、わずか1週間ほどで分解。
圧倒的なスピードで、肥料を作ることが可能となり、肥料は再び、野菜作りなどに利用される。
また、ハエの幼虫は家畜餌としても利用され、2つの資源を生み出すリサイクルシステムになる。
フードロスの解決にもつながる可能性を秘めたこの技術は、飲食店を抱える多くの企業から注目を集めている。
パルコ・泉水隆常務執行役「われわれもレストラン街は必ずあるので、そこから出てくるフードロスというのが、今後、どうしていくのかということが非常に大きな問題になっていて、商業施設ですけど循環をいろいろ考えていかないといけない」
家の厄介者から資源を生み出す食のリサイクルシステム。
今後の展望は...。
ムスカ・流郷綾乃代表「昆虫産業を作ることもそうだが、産業を作ることを通して、飢餓に苦しんでいる子どもたちとか、環境負荷で悩んでいる国々を助けていけるような技術になればいいと思う」
ムスカは、2020年中にこの技術を応用した工場を建設し、ごみ処理と生産される肥料などで収益を得たい考え。
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December 16, 2019 at 12:00PM
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