アマゾン傘下のホールフーズ(Whole Foods)は2020年のフードトレンドを発表した。
【全画像をみる】ホールフーズが予想! 2020年の10大フードトレンド
同社は、ノンアルコール飲料やスイカの種のバター、野菜や果物の粉、ラカンカ甘味料といったアイテムが流行するだろうと見ている。50人以上のバイヤーと専門家が協力し、予想をまとめたという。
2020年の10大フードトレンドを見てみよう。
ノンアルコール飲料
ミレニアル世代を中心にアルコールの代わりを求める人々が増える中、ノンアルコール飲料の人気はますます高まるだろうと、ホールフーズは見ている。
キッズメニューの見直し
ホールフーズによると、ミレニアル世代が子どもを持ち始める中、各ブランドは子ども向けの食品の見直しを図っているという。
「衣を使わないサーモンフライがその1つです」
「発酵食品や旨味の強い食品、小麦粉の代替品で作られたおもしろい形のカラフルなパスタなどもトレンドになるでしょう」
肉と植物のタンパク質をブレンドしたもの
植物由来のタンパク質人気が高まる中、植物と肉の両方のタンパク質をブレンドしたものが消費者に受け入れられるかどうか試すブランドが増えている。
要冷蔵のおやつ
おやつは、よりフレッシュになっている。
ホールフーズは、風味豊かなトッピング付きのゆで卵や野菜のピクルス、ミニディップ、スープといったさまざまなおやつが店に並ぶようになっているという。
再生農業
ホールフーズによると、ダメージを受けた土を回復させたり、生物多様性を改善するなどして農業の環境を支援する「再生農業」を利用して開発された製品が生まれているという。
植物由来の大豆の代替品
ホールフーズによると、2020年は「最もトレンディーなブランドは、大豆の使用を減らしていく」という。
一部ブランドは、大豆を緑豆やスイカの種などに置き換えている。
砂糖の代替品
ホールフーズによると、ラカンカやザクロ、ココナッツ、デーツといった果物を原料としたシロップなど、新たな砂糖の代替品が出てきている。
さまざまなものを原料としたバターやスプレッド
ホールフーズは、アーモンドやピーナッツ以外のもので作られたバターやスプレッドが出てくると見ている。
「スイカの種のバターといったタヒニ(ゴマペースト)を越えるバターや、カボチャバターといった季節の商品が1年を通じて流通するだろう」と同社はいう。
西アフリカの食べ物
西アフリカの味には、トマト、玉ねぎ、唐辛子、ピーナッツ、しょうが、レモングラスといったものが含まれる。モリンガやタマリンド、ソルガム、フォニオ、キビといったスーパーフードも西アフリカのものだ。
野菜や果物の粉
「2020年は、さらに興味深い野菜や果物の粉(バナナのような! )が一般家庭のパントリーにもたらされるだろう。調理済みのパンやスナックとしてというよりも、カリフラワー粉の袋といった商品として、だ」と、ホールフーズは書いている。
小麦粉の代わりにタイガーナッツの粉を使ったトルティーヤ・チップスなど、小麦粉の代替品を小麦粉と置き換えるブランドも増えている。
[原文:Amazon's Whole Foods predicts the top 10 food trends and products of 2020]
(翻訳、編集:山口佳美)
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December 28, 2019 at 03:10PM
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