黄円は風速15m/s以上の強風域。赤円は風速25m/s以上の暴風域。白の点線は台風の中心が到達すると予想される範囲。薄い赤のエリアは暴風警戒域
気象庁は8日、山の日やお盆休みを含む15日までの天気予報を発表した。全国的にレジャー日和となる見通しだが、大型の台風が相次いで接近しており、一部地域では大荒れの天気になる恐れがある。
山の日(11日)からお盆休み中盤の15日ごろまでは、全国的に晴れや曇りとなる地域が多そうだ。同庁によると、東日本と西日本は最高気温が平年並みか平年より高い日が多い。東海から西日本では10年に1度の高温となる可能性があり、熱中症対策が必要という。
一方、大型で非常に強い台風9号が8日午前9時現在で沖縄県石垣島南東の海上にあり、勢力を保ちながら北西に進む見通し。同庁は沖縄での暴風や大雨、高潮への警戒を呼びかけた。
大型で強い台風10号も小笠原諸島の近海を発達しながら北上している。中心気圧は970ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。10日には非常に強い勢力となるとみられる。
台風10号の進路によっては11~12日にかけ、伊豆諸島や東日本太平洋沿岸の海上で、うねりを伴う大しけとなる恐れがあるという。
2019-08-08 02:24:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48353300Y9A800C1CR0000/
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