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三菱 アウトランダーの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介 - Goo-net(グーネット)

中古車購入[2020.11.20 UP]

三菱 アウトランダーのグレード紹介 あなたはどこまで知っている?

三菱 アウトランダー

三菱のクロスオーバーSUVであるエアトレックの後継車として誕生したミドルサイズSUVのアウトランダーに関して、今回はグレード別に紹介していきます。

「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

この記事の目次

三菱 アウトランダーの歴史

アウトランダーは、「胸のすく走り」「使う歓びに満ちたユーティリティ」「スポーティスタイリング」をコンセプトに掲げており、三菱自動車の高度な電子制御4WDシステムを用いて、従来のSUVを超えるオンロード走行性能を発揮しています。

2005年10月に初代が登場します。当初は、標準グレードの「アウトランダー M」と上級グレードの「アウトランダー G」の2種類が設定されています。

エクステリアは、スポーティーなスタイルと広く快適な室内スペースを両立。また、大径タイヤと大型フェンダーでSUVらしいどっしりとしたスタイリングが特徴です。その他、上下開閉式テールゲートを採用し、下側のゲートはベンチのように使用することも可能となりました。

インテリアでは5名乗車を基本とし、3列目にプラス2名が乗れる合計7人乗りを設定。2列目・3列目シートともに折り畳み機構を備え、5名乗車なら約800L、プラス2名乗車で約1600Lのラゲッジスペースを誇ります。

2012年9月には2代目が登場します。先代のコンセプトを継承しつつも、安全性や燃費性能、上質感といった要素を盛り込みプレミアムSUVとして大幅に進化しています。

エクステリアでは、先代の意匠を継承しつつ、空力特性に優れたデザインを採用。これにより、風切り音の低減や燃費向上に一役買いました。

インテリアでは7名乗車可能なのは変わりませんが、特に3列目の快適性が大きく向上。室内長も先代と比較し、約300mm延長され、さらに積載性能が向上しています。

また、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報システムなどの先進安全装備も、三菱車として初めて採用されました。

2013年1月には、プラグインハイブリッドEVシステムを搭載した「アウトランダー PHEV」が誕生。現行モデルでは、下記のグレードが設定されています。

・アウトランダー 20M
・アウトランダー 20G
・アウトランダー 20Gプラスパッケージ
・アウトランダー 24M
・アウトランダー24G
・アウトランダー 24Gプラスパッケージ

三菱 アウトランダーの中古車を探す

アウトランダー G

誕生当初の上級グレード「アウトランダー G」

アウトランダー Gは、アウトランダー発売当初から2007年まで設定されていたグレードです。発売された当時は、上級グレードという位置づけとなっています。

エンジンは2.4Lで高度な電子制御された4WDを搭載し、オン・オフ問わない高い走破性が特徴でした。特にオンロードではランサーエボリューション譲りのサスペンションで、クロスオーバーSUVに恥じない走行性能となっています。

また、米ロックフォードフォズゲート社製のサウンドシステムを標準搭載し、上級グレードにふさわしい室内環境が特徴です。

中古で購入する際の目安となる予算

アウトランダー Gを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2005年式:24万円〜49万円
2006年式:18万円〜69万円
2007年式:28万円〜69万円

このグレードはアウトランダーの初期に設定されていたグレードで、年式が古いこともあって中古車の流通数はそれほど多くはありません。しかし、中古車相場はだいぶこなれてきているので、手を出しやすい価格となっています。

先代モデルとの比較

第1世代:2005年〜2007年
アウトランダー Gは、初代アウトランダーの初期に3年ほど設定されていた上級グレードです。

このグレードには、WRCやパリ・ダカールラリーといったラリーレイド競技で培われた高度な電子制御4WDシステムを搭載しています。同時にアクティブスタビリティコントロールと合わせてエンジン、トランスミッション、ブレーキを統合的にコントロールし、急ハンドルや滑りやすい路面での横滑りを防ぎ、安定した走行を可能にしました。

また、トラクションコントロール機能も備え、雪道などでもスムーズな発進が可能となります。サスペンションはフロントにストラット式、リヤにはマルチリンク式を採用。特にリヤショックアブソーバーには、ランサーエボリューション譲りの単筒式モノチューブショックを採用し、しなやかな乗り心地と高い操縦安定性を確保しました。

アウトランダーの初期に設定されていたグレードだけあって、中古車の流通量はあまり多くはありません。また、価格もだいぶこなれてきています。

エンジンは2.4L直列4気筒ターボ最高出力170ps。ボディサイズは全長4640mm×全幅1800mm×全高1680mmです。

人気のあるカラー

アウトランダー Gのボディカラーは、下記の8色が設定されています。

・ブラックマイカ
・ディープブルーマイカ
・ミディアムパープリッシュグレーマイカ
・アクアメタリック
・クールシルバーメタリック
・レッドソリッド
・ホワイトパール
・プラチナベージュメタリック

この中では、パール塗装が施された白色の「ホワイトパール」と、漆黒の「ブラックマイカ」が人気です。

三菱 アウトランダー Gの中古車を探す

アウトランダー M

誕生当初のベースグレード「アウトランダー M」

アウトランダー Mは、アウトランダー発売当初から2007年まで設定されていたグレードです。発売された当時は、アウトランダーのベースグレードという位置づけとなっていました。

ベースグレードではあるものの、エンジンの動力性能や高度な電子制御4WDによる走行安定性や走破性は上位グレードのアウトランダー Gとほとんど共通です。そのため、ラゲッジスペースやシートアレンンジといった使い勝手の面でもあまり差はつけられていませんでした。

中古で購入する際の目安となる予算

アウトランダー Mを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2005年式:流通量希少のため算出不可
2006年式:30万円〜98万円
2007年式:32万円〜55万円

アウトランダー Mの中古車の流通量は極少数となっており、現時点で流通していた台数も7台ほどという少なさでした。また、年式も古く、走行距離が伸びている車両も多いことから、他のグレードの中古車を探したほうがよいでしょう。

先代モデルとの比較

第1世代:2005年〜2007年
アウトランダー Mはアウトランダーが誕生した初期に設定されていた標準グレードです。

ラゲッジスペースの容積は、3列目シートを収納した状態で最大882L。2列目シートも収納した状態では1691Lもの容積を持ちます。また、テールゲートはこのクラスでは珍しい、上下2分割式のテールゲートが採用され、荷物に応じた使い分けができ、下側ゲートは約200kgの耐荷重を持つため、荷物の一時置きやベンチとして活用することも可能です。

シートアレンジについても、セカンドシートはラゲッジスペース側からのスイッチ操作で、ワンタッチで収納できる折り畳み機構を採用し、クイックなシート格納を実現。サードシートも床下に収納が可能で、凹凸の少ないフラットなラゲッジスペースとなっています。その他、室内各所にポイントを抑えた収納を配置しました。

同時期に設定されていた上位グレードの「アウトランダー G」と比べると、中古車の流通量はかなり少ないです。また、車両状態もあまり良いものがないことから、他のグレードを選んだほうが賢明でしょう。

エンジンは2.4L直列4気筒ターボ最高出力170ps。ボディサイズは全長4640mm×全幅1800mm×全高1680mmです。

人気のあるカラー

アウトランダー Mのボディカラーは、下記の8色が設定されています。

・ブラックマイカ
・ディープブルーマイカ
・ミディアムパープリッシュグレーマイカ
・アクアメタリック
・クールシルバーメタリック
・レッドソリッド
・ホワイトパール
・プラチナベージュメタリック

この中ではアウトランダー Gと同様、パール塗装が施された白色の「ホワイトパール」と、漆黒の「ブラックマイカ」が人気です。

アウトランダー 24G

アウトランダー 24G

安全装備が充実した「アウトランダー 24G」

アウトランダー 24Gは、初代の2007年10月のマイナーチェンジから現在も設定されているグレードです。登場した当時は中間グレードに位置づけられていましたが、2代目の現行モデルでは上位グレードとなっています。

下位グレードである「アウトランダー 24M」の装備に加えて、キーレスオペレーションキーを身につけていることで、自動でテールゲートの開閉をすることができるエレクトリックテールゲートが標準装備されているのが特徴です。また、安全装備も充実しています。

中古で購入する際の目安となる予算

アウトランダー 24Gを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2007年式:49万円〜71万円
2008年式:29万円〜49万円
2009年式:29万円〜86万円
2010年式:39万円〜109万円
2011年式:69万円〜108万円
2012年式:69万円〜119万円
2013年式:98万円〜161万円
2014年式:129万円〜145万円
2015年式:112万円〜208万円
2016年式:195万円〜238万円
2017年式:189万円〜249万円
2018年式:243万円
2019年式:288万円

アウトランダー 24Gは生産期間も長く、アウトランダーの中では人気があったグレードとなっているので、比較的流通量は多くあります。そのため、じっくり探すことで条件に合った車両を見つけられるでしょう。

先代モデルとの比較

第1世代:2007年〜2012年
初代のアウトランダー 24Gは2007年のマイナーチェンジで登場し、それまでの上級グレードであった「アウトランダー G」の後継となるグレードです。

しかし、同時期に上位グレードとなる「アウトランダー 30MS」と「アウトランダー 30G」が登場しており、中間グレードに変更になりました。

この世代の中古車は時間も経過しているので、流通量はあまり多くはありませんがある程度は流通しているため、希望に合った車両を探すのもそれほど難しくはないでしょう。

エンジンは2.4L直列4気筒ターボ最高出力170ps。ボディサイズは全長4640mm×全幅1800mm×全高1680mmです。

第2世代(現行モデル):2012年〜
この世代のアウトランダー 24Gは、三菱自動車の重要な世界戦略車として先代のコンセプトを継承しつつ、エクステリア・インテリア、走行性能など全体的に上質感が増しています。

乗車人数は先代同様7人乗りで、エンジンは出力を保ちつつ、燃費性能も考慮されたものを搭載。4WDシステムも従来の3モードに加え、4WD ECOモードが新設されました。そして、この世代から先進の安全技術「e-Assist(イーアシスト)」を採用しています。

現行モデルであるため、先代よりも流通量は多く、価格も比較的高めです。

エンジンは2.4L直列4気筒ターボ最高出力169ps。ボディサイズは全長4695mm×全幅1810mm×全高1710mmです。

人気のあるカラー

アウトランダー 24Gのボディカラーは、下記の7色のボディカラーが設定されています。

・ブラックマイカ
・クォーツブラウンメタリック
・コズミックブルーマイカ
・チタニウムグレーメタリック
・スターリングシルバーメタリック
・レッドダイヤモンド
・ホワイトパール

この中ではアウトランダー Gやアウトランダー Mと同様に、パール塗装が施された白色の「ホワイトパール」と、漆黒の「ブラックマイカ」が人気です。

三菱 アウトランダー 24Gの中古車を探す

アウトランダー 24M

アウトランダー 24M

5人乗車仕様の「アウトランダー 24M」

アウトランダー 24Mは、アウトランダー 24Gと同じく、初代の2007年10月のマイナーチェンジから現在も設定されているグレードです。このグレードでは、5人乗車仕様のみ設定されました。

また、従来の標準グレードでは珍しく、ヘッドランプやポジションランプ、フォグランプには、随所にLEDランプが標準で装備されています。これにより、夜間の視野性が向上し、エクステリアがすっきりとしたシャープな印象となっているのが特徴です。

中古で購入する際の目安となる予算

アウトランダー 24Mを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2008年式:55万円

アウトランダー 24Gの中古車は、現時点で初代の2008年式のたった1台しか流通していませんでした。また、年式も10年以上前のものと古く、走行距離がある程度の距離を走っています。

このグレードに固執するよりは、他のグレードの中古車を探したほうが希望に合った車両を探すことができるでしょう。

先代モデルとの比較

第1世代:2007年〜2012年
初代のアウトランダー 24Mは2007年のマイナーチェンジで登場し、それまでのベーシックグレードであった「アウトランダー M」の後継となるグレードです。

主な変更点は、7名から5名乗車に変更されたことでした。また、2009年9月にもマイナーチェンジを実施しており、新デザインのメーターや坂道発進を補助するヒルスタートアシストを採用し、さらに急ブレーキを後続車に伝える、ESS(緊急制動信号システム)を追加しています。

このグレードの中古車は非常に少なく、現時点では1台しか確認できませんでした。そのため、この世代の中古車を手に入れるのは非常に難しいでしょう。

エンジンは2.4L直列4気筒ターボ最高出力170ps。ボディサイズは全長4640mm×全幅1800mm×全高1680mmです。

第2世代(現行モデル):2018年〜
この世代のアウトランダー 24Mは、アウトランダーが2代目に移行した際に、一旦廃止されています。そして、2018年のマイナーチェンジのグレード再編で再び登場しました。

エクステリアでは、ヘッドライトのハイビームにLEDを採用の他、エクステリアパネルやアルミホイールのデザインが変更されています。

インテリアでは、インテリアパネルのデザイン変更、ステアリング・シフトノブ・アームレストにステッチを追加することで、より上質なインテリアとなりました。

再登場してから時間があまり経過していないため、まだ中古車としては流通していないようです。そのため、アウトランダー 24Mの中古車をご希望なのであれば、流通されるまで根気よく待つしかないでしょう。

エンジンは2.4L直列4気筒ターボ最高出力169ps。ボディサイズは全長4695mm×全幅1810mm×全高1710mmです。

人気のあるカラー

アウトランダー 24Mのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・ブラックマイカ
・クォーツブラウンメタリック
・コズミックブルーマイカ
・チタニウムグレーメタリック
・スターリングシルバーメタリック
・レッドダイヤモンド
・ホワイトパール

この中では、パール塗装が施された白色の「ホワイトパール」と、漆黒の「ブラックマイカ」が人気です。全てのグレードを通して同じカラーが人気であることが分かりました。

※本記事は、2020年11月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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