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「食物連鎖」のぬいぐるみが人気、ペンギンもアザラシも食われていく…「かわいい」の先を伝える衝撃の教材(withnews) - Yahoo!ニュース

「10年に1度の教材」

話題になっているのは、水族館や動物園の売店で販売するぬいぐるみの製造を手がける株式会社AQUAが発表したぬいぐるみです。 「可愛いだけじゃなく、生き物についての知識を深めていただけるように工夫しました」との文章を添えて投稿した写真。 「北極」と「南極」の2種類があり、「北極」の場合は頂点にホッキョクググマのぬいぐるみ。その口にはアザラシのぬいぐるみが飲み込まれ、アザラシの中には魚、そして最後にオキアミが、順番に飲み込まれるようになっています。 「南極」の場合は、シャチがペンギンを飲み込み、ペンギンは魚を飲み込み、魚はオキアミを飲み込んでいます。 それぞれが「主役級」、単体で売れるぐらいかわいいぬいぐるみが、捕食される様子は、どこかシュール。ツイッターには「すごい」「10年に1度の有能教材」「マトリョーシカみたい」とコメントが寄せられ、「いいね」は2万件を超えました。 どちらにしても飲み込まれる「オキアミ」への注目も集まり「解せぬ」と代弁する投稿もありました。

「かわいい」から一歩踏み込む

株式会社AQUAに開発の背景を聞きました。 昭和56年の創業以来のぬいぐるみメーカーとして、愛らしい玩具や雑貨を世に送り出してきましたが、ここ数年は水族館や動物園の売店を「お客様が最後に見る展示場所」と位置づけて取り組んできたといいます。商品の企画開発はもちろん、直営店についても「海の中」を感じられるなど内装デザインにも、力を入れてきました。 「食物連鎖」をコンセプトにした商品が生まれたのは、そんな同社ならではの発想でした。 「動物園や水族館は、動物のこと、人間と生物の関わりを考えていただく場所です。だから、ぬいぐるみメーカーとして、お客様に『かわいい!』や『おもしろい!』と感じていただけるだけでなく、一歩踏み込んで、間近に見た生き物の生態や生育環境にも興味を持っていただきたいと思いました」 「食物連鎖」は、「Sense of wonder (センスオブワンダー)」としてシリーズで展開したぬいぐるみの一つでした。 ほかにも動物の出産をテーマにした「うまれてくるよ」ではイルカとマンタのお母さんぬいぐるみのおなかから、赤ちゃんを取り出すことができます。 同シリーズの「ごはんちょうだい」では、ペンギンの親鳥が口移しで魚をヒナに食べさせる様子を、ぬいぐるみで遊びながら理解することができます。 ぬいぐるみといえば、子どもが愛でる「かわいいもの」というイメージ。食物連鎖などをテーマに扱うことに、躊躇はなかったのでしょうか。 開発では、「ぬいぐるみならではのやわらかさ、かわいらしさを楽しみつつ、生き物についての知識を深めてもらう」という挑戦をしました。 大切なのは、「生態や生育環境に興味を持つ『入り口』になること」。デザイナーが心がけたのは「リアルすぎない」「遊びやすい形状」にすることでした。

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October 23, 2020 at 05:00AM
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