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トヨタ ランドクルーザー・ランドクルーザープラドの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介 - Goo-net(グーネット)

中古車購入[2020.09.03 UP]

トヨタ ランドクルーザー・ランドクルーザープラドのグレード紹介 あなたはどこまで知っている?

トヨタ ランドクルーザー

オフロード走破性に優れた名車であるトヨタのランドクルーザーに関して、今回はグレード別に紹介していきます。「それぞれどのような特徴があるのか」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらいなのか」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

この記事の目次

トヨタ ランドクルーザーの歴史

ランドクルーザーはトヨタが製造・販売を行う大型のクロスカントリー車です。そんなランドクルーザーが誕生したきっかけは一般向けの車両開発ではありませんでした。1954年当時、のちに自衛隊となる警察予備隊が多くの人数や物資を運ぶための力強い車両が必要として日本の大手自動車メーカーに開発を要請したのが誕生のきっかけです。

期間を短縮するために、当時のトヨタはシャシーをもとに開発を進めていました。そして完成したジープのBJ型がランドクルーザーの前身モデルにあたります。開発当初は3.4L直列6気筒エンジンを搭載し、悪路でも走行できる性能をもっていることから林や山の中を走り回る官公庁や電力会社に多く使われていました。

車名にランドクルーザーと名付けられたのは、その翌年のモデルチェンジされた20系です。イギリスの自動車メーカーから販売されていたランドローバーに対抗して名付けられました。このランドクルーザーという車名は1954年より使用されており、現在販売されている車種の中で、65年を超える最も長い歴史を持っています。これは日本製の自動車の商標としては最も長い記録です。

ジープのBJ型のエンジンを引き継いだモデルと3.9LのF型の2種類が販売されました。ジープのBJ型と同様の顧客に加え、北中米エリアでも人気が高かったことからトヨタが海外へ販売する自動車の中心製品となっています。

その後も20系や40系など複数回のモデルチェンジを経て、派生モデルが誕生。特に70系は長い人気を得る車種となりました。2004年に販売が終了したものの2014年でも流通が続いており、同年トヨタからも70系モデルを復活させています。

70系はワゴンタイプが加わり、1990年にプラドの名前がついたモデルとして誕生しました。ライトデューティーな車種として、ランドクルーザーとは別のターゲットを狙い、展開されています。通常のランクルシリーズは悪路も対応できる走行性能を重視し、ランドクルーザーワゴンは一般的な乗用車として使いつつも走行性能が高い車両とライトユーザー向けのモデルです。その後もワゴンタイプは90系、120系、150系へと進化していきます。

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ランドクルーザー プラド TX

「ランドクルーザー プラド TX」はシンプルですっきりとした仕上がり

ランドクルーザープラド TXは、ランドクルーザープラドのベースグレードです。TX Lパッケージのディーゼルモデルが7人乗りのみの設定だったのに対し、TXは5人乗りのみディーゼルが設定されました。

シートに使われている素材は布製のファブリック。また、オーナメントパネルやインサイドドアハンドルなどもブラックを基調としているため、シンプルですっきりとした仕上がりとなっています。タイヤには17インチのシルバーメタリック塗装のアルミホイールが装備されました。

中古で購入する際の目安となる予算

ランドクルーザー プラド TXを購入する際の目安となる費用をご紹介します。

<年式:予算目安>
1996年式:88万円〜189万円
2002年式:77万円〜239万円
2009年式:328万円〜592万円

このグレードは流通量も多く、中古車価格にも幅があるのが特徴です。また、年式の新しいものであれば新車価格に近い価格となるものもあるため、自分の条件に合った車両は見つけられる可能性は高いでしょう。

先代モデルとの比較

第2世代:1996年〜2002年
ランドクルーザー プラド TXは2代目より登場したグレードです。フロントダブルウイッシュボーンとリヤ4リンクの独立懸架式サスペンション、フルタイム4WD方式を採用、ABSを標準装備としました。また、この世代ではランドクルーザー プラド TXをベースにした特別仕様車「TXリミテッド」も同時設定されています。

20年以上前に発売されたグレードなので、この世代は価格も安くなっているのが特徴です。エンジンは2.9L直列4気筒ターボ最高出力140ps。ボディサイズは全長4675mm×全幅1820mm×全高1880mmです。

第3世代:2002年〜2009年
駆動方式は4WDのみです。この世代には状況に応じて前後のトルク配分を制御する、トルク感応駆動力配分機構を持つトルセンLSD付トランスファーを全車に採用しました。

この世代はある程度時間が経っているので、中古車価格も落ち着きつつあります。エンジンは2.7L直列4気筒ターボ最高出力150ps。ボディサイズは全長4715mm×全幅1875mm×全高1850mmです。

第4世代(現行モデル):2009年〜
フロント部分はフード中央部を前方視界に配慮した形状となり、大型フロントグリルとヘッドランプを一括りにすることで力強さを演出しています。また、ヘッドランプはLEDを採用、タイヤは19インチのアルミホイールを設定しました。

現行モデルとはいえ、初期は10年以上前に発売されているため、相場は幅広い価格となっています。エンジンは2.7L直列4気筒ターボ最高出力163ps。ボディサイズは全長4825mm×全幅1885mm×全高1850mmです。

人気のあるカラー

ランドクルーザー プラド TXのボディカラーは、下記の11色が設定されています。

・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スーパーホワイトII
・ブラック
・アティチュードブラックマイカ
・アバンギャルドブロンズメタリック
・ダークグリーンマイカ
・ダークスチールマイカ
・グレーメタリック
・シルバーメタリック
・ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
・ブロンズマイカメタリック

この中では、上質感漂う白色の「ホワイトパールクリスタルシャイン」と高級感を醸し出している「ブラック」が人気です。

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ランドクルーザー ZX

トヨタ ランドクルーザー ZX ホワイトパールクリスタルシャイン

最上級グレードにふさわしい上質な走りを実現した「ランドクルーザー ZX」

ランドクルーザー ZXは、ランドクルーザーの最上級グレードです。このグレードには走行状態に合わせて減衰力を自動調整して、オフロード・オンロード問わずに操縦安定性や快適な乗り心地を実現する4輪アクティブ・ハイト・コントロール・サスペンション&アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システムが装備されています。

さらに走行シーンに応じて、5つの走行モードを選択できるドライブモードセレクトも搭載されました。最上級グレードにふさわしい上質な走りと走破性を実現しているグレードです。

中古で購入する際の目安となる予算

ランドクルーザー ZXを購入する際の目安となる費用をご紹介します。

<年式:予算目安>
2009年式:279万円〜339万円
2010年式:308万円〜359万円
2011年式:349万円〜410万円
2012年式:378万円〜548万円
2013年式:383万円〜758万円
2014年式:359万円〜598万円
2015年式:390万円〜819万円
2016年式:570万円〜770万円
2017年式:510万円〜795万円
2018年式:500万円〜769万円
2019年式:749万円〜798万円
2020年式:749万円〜860万円

現行モデルである9代目に追加されたグレードです。ランドクルーザーの中でも最上級グレードであるため、相場は全体的に高めです。

先代モデルとの比較

第9世代(現行モデル):2009年〜
ランドクルーザー ZXは2009年の4月に追加されたグレードです。20インチアルミホイール、チルト&スライド電動ムーンルーフ、先進の機能や多彩なマルチメディア機能を搭載したHDDナビゲーションシステム&トヨタプレミアムサウンドシステム(18スピーカー)などを標準装備しました。

新開発の高性能V8・4.6L Dual VVT−iエンジン(1UR-FE型)を搭載し、最高出力は318を発生。エクステリアではメッキ仕上げのアウトサイドドアハンドルに照明付きのエアロタイプサイドステップ、リアスポイラー、20インチのアルミホイールが装備しました。

インテリアではドアカップスレートがステンレス素材になり、シートはプレミアムナッパ素材の本革シートを採用。全体的に、他のグレードとは差をつけた迫力のある精悍な仕上がりとなりました。

現行モデルであることから、中古車市場の相場は比較的高めになっていますが、その分流通量も多いので、良質な個体は探しやすいでしょう。エンジンは4.6L V型8気筒ターボ最高出力318psです。ボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmです。

人気のあるカラー

ランドクルーザー ZXのボディカラーは、下記の9色が設定されています。

・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ブラック
・アティチュードブラックマイカ
・ダークレッドマイカメタリック
・カッパーブラウンマイカ
・ダークブルーマイカ
・グレーメタリック
・シルバーメタリック
・ベージュマイカメタリック

この中では、ランドクルーザー プラド TX同様、上質な白色が特徴的な「ホワイトパールクリスタルシャイン」と高級感あふれる「ブラック」に人気があるようです。

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ランドクルーザー GX

安全装備の充実した「ランドクルーザー GX」

ランドクルーザー GXはランドクルーザーの中のエントリーグレードです。ランドクルーザーのグレードの中で、唯一の2列シート5人乗りのグレードです。

トヨタの先進安全装備「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。他にも運転席・助手席のエアバッグに加えてフロントシートのニーエアバッグとサイドエアバッグ、フロントシートとセカンドシートをカバーするカーテンシールドエアバッグも装備され、衝突安全性にも配慮されています。

中古で購入する際の目安となる予算

ランドクルーザー GXを購入する際の目安となる費用をご紹介します。

<年式:予算目安>
2014年式:310万円〜340万円
2015年式:358万円
2016年式:393万円
2017年式:390万円〜398万円
2019年式:603万円

TXやZXと比較すると、流通量は少ないのが特徴です。現行型であっても登場初期の2007年〜2013年式のモデルは流通しておらず、中古車の相場を確認することができませんでした。

先代モデルとの比較

第9世代(現行モデル):2009年〜
ランドクルーザー GXは2010年の7月より追加されたグレードです。このグレードは官公庁向けとして販売されていたこともあり、装備を簡略化して価格も抑えられています。しかし、スマートエントリーや前席左右独立温度コントロール機能付きフルオートエアコン、アクセサリー電源などの快適装備がついていることから、ある程度の装備は充実しているのが特徴です。

ヘッドランプはロービームにのみLEDを採用しました。一方で、フォグランプは標準装備されていませんが、オプションでLEDフォグランプへの追加が可能となっています。また、ホイールは17インチのスチールホイールを採用し、サイドステップは装備されていません。

エントリーグレードとはいっても、装備は充実しているので新車価格の500万円という価格に見合った装備はしっかりと搭載されています。他のグレードと比べても圧倒的に流通量が少ないグレードのため、自分の条件に合った車両を探し出すのは難しいかもしれません。エンジンは4.6L V型8気筒ターボ最高出力318ps。ボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1880mmです。

人気のあるカラー

ランドクルーザー GXのボディカラーは、下記の10色が設定されています。

・ブラック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ダークブルーマイカ
・アティチュードブラックマイカ
・ダークレッドマイカメタリック
・カッパーブラウンマイカ
・ダークブルーマイカ
・グレーメタリック
・シルバーメタリック
・ベージュマイカメタリック

この中では、上品なパールがかった白色の「ホワイトパールクリスタルシャイン」が人気です。

ランドクルーザー AX

トヨタ ランドクルーザー AX カッパーブラウンマイカ

上質な空間が特徴の「ランドクルーザー AX」

リーズナブルなランドクルーザー GXよりも高級感がある設計で、運転や駐車時にアシストしてくれるブラインドスポットモニターなどの機能を搭載しているのがランドクルーザー AXです。

アルマイトのサイドステップやステンレス仕上げのドアベルトモール、18インチのアルミホイールなどが装備されており、より本格オフローダーらしいエクステリアとなりました。

インテリアでは、ステアリングホイールも本革巻きとなり、さらにインパネには木目調が取り入れられており、上質な空間が特徴のグレードです。

中古で購入する際の目安となる予算

ランドクルーザー AXを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2010年:250万円〜268万円
2011年:208万円〜339万円
2012年:300万円〜399万円
2013年:298万円〜428万円
2014年:300万円〜418万円
2015年:319万円〜400万円
2016年:370万円〜588万円
2017年:418万円〜859万円
2018年:418万円〜630万円
2019年:490万円〜725万円
2020年:575万円〜765万円

このグレードは各年式のモデルが安定して流通しているものの、年式別にみていくとそれほど多い個体数が流通しているわけではないようです。

先代モデルとの比較

第9世代(現行モデル):2009年〜
ランドクルーザー AXは2010年の10月に設定されたグレードです。搭載されているサイドエアバッグはセカンドシート、カーテンシールドエアバッグはサードシートまでカバーするようになっており、そのおかげもあって衝突安全性も向上しました。そして、フルオートエアコンは前席に加えて、後席の独立温度コントロール機能が装備されたため、快適性もアップしています。

エクステリアはLEDヘッドランプを採用し、グリルからランプに連続したグリルフレームと一体感のあるデザインとすることで、機能性と先進感を付与しました。インテリアは、オプティトロンメーターにひと目で車の状況を把握できる機能的な6眼メーターを採用しています。

登場初期の2010年式から各世代で安定して流通しているものの、年式ごとにみていくとあまり多い台数は流通してはいないようです。そのため、購入する際には年式と車両の状態をしっかりと見極めた上で判断することをおすすめします。エンジンは4.6L V型8気筒ターボ最高出力318ps。ボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1880mmです。

人気のあるカラー

ランドクルーザー AXのボディカラーは、下記の9色が設定されています。

・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ブラック
・アティチュードブラックマイカ
・ダークレッドマイカメタリック
・カッパーブラウンマイカ
・ダークブルーマイカ
・グレーメタリック
・シルバーメタリック
・ベージュマイカメタリック

この中では「ブラック」とパールがかった「ホワイトパールクリスタルシャイン」がやはり人気のようです。

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※本記事は、2020年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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September 03, 2020 at 09:47AM
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