暖冬の影響で、多くのスキー場で深刻な雪不足の状態が続いています。
特に、北陸や西日本のスキー場の稼働率は極端に低く、一時的に雪が降り積もっても、気温が高い傾向にあるためすぐにとけてしまうなど、臨時休業を余儀なくされているところもあります。
4分の1のスキー場はまだ滑走できず
ウェザーニュースが取材している全国約400ヶ所のスキー場のうち、滑走可能な割合は2020年1月24日現在で73.8%。1月8日の時点では67.5%だったため、着実に増えてきているものの昨年2019年の同時期に比べると少ない状態です。
また、オープンしているスキー場に出かけているウェザーニュース会員の皆さんからも現地の様子が写真とともに届いていますが、やはり今年は例年に比べて雪が少ない…という報告が目立っています。
特に北陸や西日本で深刻な状況
1月24日(金)の時点で滑走可能なスキー場の割合は以下の通りとなっています。
・北海道 85.1%
・東北 82.5%
・関東北部(栃木・群馬) 96.0%
・甲信(長野・山梨) 94.9%
・新潟 61.7%
・東海 70.8%
・北陸 15.0%
・近畿 40.9%
・中国 30.7%
・四国九州 87.5%
(1月24日現在)
北陸・中国・近畿エリアでは、50%以下と極端に少ない状況です。
今週末の雪予想は?
今週末25日(土)~26日(日)は北海道では積雪増加のエリアが多くなりますが、その他のエリアではまとまった雪は期待できません。
ただ、甲信エリアや西日本の山沿い、関東北部や西部の山沿い、東北南部の内陸部では28日(火)以降の雪で積雪増加の可能性もあります。最新見解をこまめにご確認ください。
ウェザーニュース
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2020-01-24 06:54:03Z
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