きのう6日(火)に発生した大型の台風10号が、小笠原近海を発達しながら北上している。
小笠原諸島は台風の影響により、8日(木)は大しけとなり、9日(金)から11日(日)ごろにかけて大荒れとなるおそれがある。高波や暴風に、厳重な警戒が必要だ。
大型の台風10号は、7日(水)午後3時には小笠原近海にあり、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は35メートル。台風は発達しながら北上し、非常に強い勢力となって、10日(土)から11日(日)ごろにかけて小笠原諸島に接近する見込み。
暴風・高波・大雨
小笠原諸島では台風10号の影響により、海上ではうねりを伴い、しけている。その後、台風の北上に伴い、8日は大しけとなり強い風が吹く見込み。また、台風の接近に伴い、9日から11日ごろにかけては猛烈な風が吹き、海上はうねりを伴い猛烈なしけとなり、大荒れとなるおそれがある。
暴風や高波に、厳重な警戒が必要だ。台風の影響により、小笠原諸島では10日から11日にかけて大雨のおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。
なお、11日(日)ごろから、伊豆諸島や東日本の太平洋側でも、大しけとなるおそれがある。台風は12日(月・振替休日)には、強い勢力を維持しながら本州の南まで進む予想となっている。台風がそのまま北上を続けた場合、西・東日本でも大きく影響を受ける可能性があるため、今後の台風情報に注意が必要だ。
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2019-08-07 09:10:00Z
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00010003-wmap-soci
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